肉でなく魚をそぼろにするのは伊豆の各地で昔から行われています。
自分が子供のころ祖母がコトコトと煮ていた姿を思い出します。
伊東で魚のおぼろ(そぼろとおぼろの定義は知りませんが、伊東ではおぼろと言います)はどの魚でもつくるのですが、やはりその土地ならではというのがあり、宇佐美や伊東は『鯖(さば)』のそぼろ、伊豆高原(地元名は八幡野=やわたの)そこではヤッパタという深海魚が主でした。
甘辛く煮詰めたサバは伊東の人間にとっては忘れられない味です。
あるブログを見つけました。
http://318ken.blog32.fc2.com/blog-entry-5.html
これは貴重なブログだなあ、、「きなし」さんはもうお店をやられてませんが、書いてあることはその通りです。
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伊東では、お祭りの時に、各家庭で作って、近所の人や親戚に配る風習があるそうです。配る分より多めに作って、自分の家の箱寿司を食べる時もあれば、作った箱寿司を全部配ってしまい、近所から配られた箱寿司を食べる時もあったとか。
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いまではつくる風習も、配る風習もあまり残っていなく、サバのおぼろも含めて風前の灯火なのですが、「箱ずし」という名前でお弁当を出しているところがあります。
箱寿し総本舗伊豆の味一心さんです。
↓地元のスーパー「ナガヤ」さんなんかでも売っています。
http://ito-nagaya.co.jp
サバのおぼろは伊豆に、特に伊東に来た人には食べてもらいたい!
旅って文化を知ることも一つの醍醐味だと思うので、伊東の昔ながらの味を知ってもらいたいです。
多分、東京に出ている伊東の人間がいたら、この記事をみて食べたくなると思うww
【簡易版】やめられない、とまらない、伊豆の地元飯
はこちらから
Izu peninsula is surrounded ocean.
So there are many traditional seafood dishes.
One of them, “oboro”
This is flavoured minced fish.
Maybe,30 or 40 years ago,Distribution system was not good .
When they large catch.
They cooked “oboro” for preservation before fish will rot .
in Ito and usami area they made oboro with mackerel mainly.
Inatori area is red snapper mainly.
Yawatano area is yappata mainly.
Now most people do not make it.
you can see it in the restaurant sometime.
If you find soboro I hope you will try traditional IZU taste .
anyway,I’m not good at English.
If you find a mistake or something I hope you don’t care.