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伊東

スコア手書きのボーリング場、駄菓子屋風のお好み焼き、昭和テイスト満載の町歩き

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伊豆半島には沢山の『リアル』な昭和が残っています。お父さん、お母さんには懐かしく、子供達には新しい、そんな発見を伊豆半島でしてもらえればと思います。

今回は伊東市の昭和を紹介

昭和発見ポイント!【お昼ご飯編】

【A】喫茶店のスパゲッティ
【B】駄菓子屋風のお好み焼き
【C】駅弁とポリ茶瓶

【A】喫茶店のスパゲッティ

まずは昭和のお昼ご飯、、
昭和といえばなんと言っても喫茶店です。

昭和の若者のデートスポット。時にはレストランであり、カフェであり、インベーダーゲームが流行ったときにはゲームセンターでもある、昭和の若者はここで青春の1ページを過ごしました。

伊東にはそんな喫茶店がまだまだ残っています。
さあ、なにを食べましょう。

そんな中でも伊東ならではの昭和メニューをお教えします。
まずは動画をご覧下さい。

伊東の一部ではこれをカルボナーラと言います。本当です。

記憶が確かなら、伊東にファミレスが初めて出来たのは昭和も末、60年頃だと思います。

そんな昭和の時代。ファミレスも、本格的なイタリアンも少なかった片田舎で、伊東の人間は、これをカルボナーラと信じきっていました。

そして進学の際、都会に出ていって、全然違うものに慌てふためくのです(笑)
でも、伊東ではこれはカルボナーラです。

炒り卵、ピーマン、ピリ辛の味付けだけど、伊東の人間には愛すべき「カルボナーラ」です。
これだけ長く続くメニューです。まずいわけありません。

伊東の人間に愛されてきたこの味を、ぜひ楽しんでください。

ヤマモトコーヒーさん系列のお店または、市役所の裏の「Logu」さんなどで食べられます。

■ヤマモトコーヒー 1番館

■Logu

【B】駄菓子屋風のお好み焼き

動画を見れば一目瞭然の昭和の雰囲気が色濃く残るお店。

お好み焼きのテイクアウトが100円からだったりする昭和によくあった子供達の味方のお店。

大人はビール片手にお好み焼きや焼きそばを食べながら、ここの夫婦と井戸端会議をして楽しんでます。

その雰囲気はアットホームという言葉さえお洒落すぎて的外れに感じるぐらい穏やかで落ち着いた空気です。

最近、スマホでSNSばかりやっていて、テキストでの会話が多くありませんか?
あの頃見た昭和の景色が令和の今でも再現されるところです。

お好み焼き、焼きそば、アメリカンドック、夏はかき氷と、ところてんもあります。
さあ、何を食べましょう。

【C】駅弁とポリ茶瓶

マイカーが高嶺の花だった昭和、旅はまだ鉄道が主な時代でした。
そして鉄道の中での食事といえば駅弁!

そして伊東の駅弁といえば「祇園」さん。
ここのお稲荷さんは伊東のソウルフードとも呼べる一品。

1946年創業の老舗。伊東の人間でここの稲荷を食べたことがない人間はいないといわれるぐらい有名な稲荷です。

味は折り紙付きで明治天皇の御霊(明治神宮)への献上品ともなっています。
少々甘めに煮た油揚げの中に具はなにも入っていません。酢飯のみのこのシンプルさも昭和ですよね!

そして昭和の鉄道旅といえばこのポリ茶瓶!いまではほとんど見ることがなくなりました!

でも、伊東ならまだ会えますよ。このお茶を買うと、駅弁売りの人がお湯をいれてくれます。
淹れ立てのお茶。
ペットボトルのお茶とは違い味がありますよね。

昭和発見ポイント!【おやつ編】

【A】喫茶店の正統派チョコレートパフェ
【B】昭和のゼリー
【C】惣菜やさんのコロッケ

【A】喫茶店の正統派チョコレートパフェ

甘い物に飢えていた昭和の子供達にとってチョコレートパフェは憧れでした。そもそも喫茶店は子供が一人で入れる場所ではなく、親と一緒になにかの機会がないと食べられない味でした。

今ではファミレスなど、沢山の場所で食べられるようになりましたが、そこは伊東です。ちゃんと「昭和のチョコレートパフェ」が残っています。写真をみていただくとおわかりのように、器も昭和的ですが、てっぺんの赤いチェリーそして、

なんと言っても『アンゼリカ』が載っているところが昭和です。『アンゼリカ』とはセリ科の野菜を蜜煮にしてから乾燥させたものです。
平成ではポッキーが主流になりましたが昭和はこの『アンゼリカ』です。
昭和の喫茶店で昭和のチョコレートパフェはいかがでしょう?先ほど紹介した「ヤマモトコーヒー一番館」そしてその向かいにある「ヤマモトコーヒー二番館」でたべられます。

【B】昭和のゼリー

昭和のおやつ時間を飾る一つにプリン型にいれた緑のメロンゼリーがありました。
学校から帰ってきて冷蔵庫をあけた時、お母さんが作ったであろうこれを見つけて大喜びした記憶がある方も一人や二人ではないはずです。

その当時はケーキ屋さんでも売っていました。

現代のようにたっぷり果汁ではないしクラッシュゼリーで表面を飾るなどのお洒落な雰囲気を出すわけではないシンプルなゼリー。

でも、昭和は「ケーキ屋けんちゃん」という番組があるぐらい、ケーキが憧れの存在で贅沢品だった時代ですから、これだけで子供達にはごちそうでしたよね。
そんなゼリーにミキ洋菓子店さんで会えます。なめらかな舌触り。懐かしい香り。昭和を思い出します。

また、サバランも昭和のお父さんのケーキですよね。これも最近なかなか見なくなりました。お父さんになった皆さん、今こそ食べてみませんか?

 

【C】お肉やさんのコロッケ

按針通りの「つくばや」さんでは、コロッケなどの惣菜を一つからテイクアウトできます。


最近ではコンビニで買うことが主流ですかね?
でも、昭和にはお肉やさんのこの雰囲気が必要ですよね。
店の前で焼き鳥を焼くシーンもいまではめっきり見ることがなくなりました。


買い食いをしていた青春時代を思い出してください。

昭和発見ポイント!【アクティビティ編】

【A】暖香園ボウル

お腹が膨れたらアクティビティを一つ

ボーリングです。
(´・ω`・)エッ??それのどこがと思われるかもしれません。
しかし!そこは期待を裏切りません!!ダンコーエンボウルでは

スコア手書き!!



計算できます?昭和のお父さん方は余裕ですよね?

ピンが残っているところを示す電飾看板(マスキング)も昭和の雰囲気たっぷりでしょ?

昭和発見ポイント!【夕食編】

最後はどっぷり昭和に浸れる「駄菓子屋食堂」にいきましょう。

あまり中を見せちゃうと面白くないので、店内写真の一部を載せます。

店の中に電柱がありますね(笑)

「駄菓子屋食堂」さんはお店の中が映画のセットさながらの昭和世界になっています。


ハムカツのお皿がアルマイトだったり、あげパンにミルメイク付の牛乳なんてメニューもあります。
ラムネも売っていますし、大人になった昭和の子供はそれにお酒をいれてラムネ割も飲めます(笑)

ちゃぶ台、ビールケースをひっくり返したテーブル。
酔いも手伝って、子供の頃にきっと引き戻してくれると思います。

以上、
タイムマシンいらずのタイムスリップはいかがでたか?

伊東にはまだ沢山の昭和が残っています。
ぜひ、昭和感が色濃く残る伊東を楽しんでくださいね!